彷鉄探書 8
全線全駅鉄道の旅
 宮脇俊三・原田勝正編
 '82初版 '91再編集 
 乗り鉄は鉄道趣味の王道である。
そして乗り鉄中の過し方は多様である。

 ある者は、ぼーっと窓外を眺める。
 ある者は車中の観察をする。
 ある者は同乗者との会話を楽しむ。
 ある者は駅弁・飲酒を楽しむ。
 ある者は次々に現れる列車や駅施設に注意を向ける。・・・

   路線を観察するための資料として最適なのが本シリーズである。
 本シリーズは各地の風土をはじめ、路線の歴史・特徴・車窓から見ることのできる名所・史跡
等が網羅されている。地理や建築・歴史に詳しい宮脇氏ならではの視点で各路線が楽しめる。
各路線を踏破するということは、この本に書いてあることを確認することだといえなくもない。
もちろん、その上で皆さんが各自の視点から路線の見所を付け加えていただければ良いと思う。

 余談だが、このシリーズに使われている教科書書体、いかにも勉強しているという感じがする。
さすがに「読んで面白く、見てためになる」小学館シリーズである。

 私は始めて行く地方に行く時はこのシリーズを持参する。
先日は、この本のおかげで「象潟」の風景を存分に楽しむことができました。感謝したい。

 ただこのシリーズ、91年以降絶版になっており、ぜひ再販を期待したい。
 
  
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